さすがにこの話題に触れないわけにはいきません。「新型コロナウイルス」
2月27日(木)公立入試前日の夕方。中3最後の追い込み授業の最中に飛び込んできた小中高一斉休校のニュース。驚きました。受験生の中にも動揺が!?と思ったのですが、予想以上に冷静に受け止めていました。受験生として、勉強はもちろん、メンタル面でも強くなったなぁと感じ入りました。
そして3月です。
現状は「状況をみて柔軟かつ流動的に」です。何がどうであれ、子どもたちの健康は最優先です。当たり前の話です。ですから、それを大前提としたうえで、子どもたちにとって不利益にならないよう常に情報のアンテナをはり、諸々の決定をしたいと思います。様々な情報が飛び交う中で、何が正しくて、何が誤りなのかの判断は極めて難しいものです。緊張感と警戒心を持ち続けなければいけません。しかしそれが度を超すと日常生活に大きな支障をきたします。我々が子どもたちにできることは色々あります。この状況下ではリスクを避けて休校することも選択肢です。可能な範囲で授業をすすめることも選択肢です。学校での未学習内容も塾ならできます。玉虫色のことを言っているようですが、様々な角度から現状を見つめると、「可能な範囲で授業をする」「状況を見て休校にする」、毎日飛び交う莫大な情報の中、臨機応変に意思決定していくことが必要なのではないかと思います。ですから当面は流動的に行きたいと思います。今後の完全休校もあります。できるときに授業をしたいとも思います。私も細心の注意を払い、状況を見ながら常にベストな判断ができるよう最善を尽くすつもりです。
塾生の皆さん、もし心配なことがあれば何でも相談してください。
保護者の皆様におかれましてもどんな些細なことでもご相談いただければと思います。
今の閉塞感に満ちた状況が早く収束することを心から願います。
関根教育教室 関根紀勝
3月2日(月)追記
今日は通常通りに授業を実施しました。中1・中2の全員が塾に元気な顔を見せてくれました。思わず涙が出そうになりました。勇気をもらいました。ただ状況は刻々と変化するものです。情報のアンテナを張り、引き続き細心の注意を払っていきます。急な休校もありえます。また、授業実施時であってもご家庭のご判断でご欠席されることがあって当然です。先日も書きましたが、なんでもご相談いただけたら嬉しく思います。
3月3日(火)追・追記
昨日同様、今日は5年生、6年生の全員が元気に授業に参加してくれました。いつにも増してもみんなの集中力が高く、本当に一生懸命勉強をしていました。子どもたちはみんな勉強の大切さを知っているのだと思います。そしてその機会が突然失われたことに対する不安を抱えているのだと思います。できるかぎりのことはしていきたいと思います。ただし、子どもの安全や健康は最優先事項です。そこだけは絶対にぶれません。リスクが高まる兆しがあれば、即座に休校を含めた措置をとっていきます。